【2014年6月9日】 受付は終了いたしました。お問い合わせは学会事務局までお願いいたします。 多数のお申し込みありがとうございました。 ______________________________________ 臨床催眠学会では、より臨床実践に催眠を活用できるように、さらに臨床催眠を多くの方にご理解いただくために、定期的に様々なスタイルで学びの場を提供していきます。 第2回ワークショップは4月27日「催眠とイメージ」について松木繁先生にお願いして募集をしましたところ、すぐに満席になり定員枠を増やして対応させていただきました。臨床催眠について皆様の意識の高さとニーズを感じました。 今回の研修会では二日間にわたり、第3回ワークショップと第30回技法研修会を併せて執り行います。 ●1日目の、6月14日(土)は、当学会のファシリテーターであり、臨床催眠指導者資格も取得されておられる 甲南大学教授 福井義一先生 による「自我状態療法(Ego-State Therapy)の実際」を開催致します。解離的なクライエントばかりでなく、多くの臨床の場面で活用することができますので、自我状態療法の手法をこの機会に皆様に学んで頂けたらと思います。より催眠的な自我状態療法のお話しが聞けるのではないでしょうか。 ●2日目の、6月15日(日)は、催眠技法は知っているが、どの様に使用したら良いのか、催眠を使いたいがクライエントさんに上手く利用が出来ないという意見を良く耳にします。そこで、今回は、臨床の場でどの様に催眠を行うかを学びます。「臨床催眠の利用法と治療計画」と題しまして、午前は当学会の理事長である松木繁先生に、来談したクライエントさんに対してどの様に見立てを行い、どのような催眠を適用するのかのコツを学びます。更に3つの代表的なクライエントの状態像をモデルにグループに分かれて、臨床催眠の実際を学んで行く予定です。 皆様、ふるってご参加の程よろしくお願い致します。 |
プログラム |
日時 | 【1日目】 2014年6月14日(土曜日) | 【2日目】 2014年6月15日(日曜日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内容 | 「自我状態療法(Ego-State Therapy)の実際」 | 「臨床催眠の利用法と治療計画」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
講師 | 福井義一先生 (甲南大学 教授) | 松木繁 先生 (鹿児島大学大学院 教授) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会場 | 東京医科歯科大学(湯島キャンパス) 1号館西 7階 駅からの移動ルートおよび会場案内図(受け付けも7階です) |
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内容 | 自我状態療法(Ego-State Therapy)とは,Federnに由来する自我状態モデルの概念に催眠を付加したもので,Watkins & Watkins(1979, 1981, 1982, 1991, 1993, 1997)によって開発さ れた非常にユニークな技法である。個人内で適応的に機能している自我状態や,機能不全を起こしている自我状態(人格様の状態とは限らない)にアクセスし,クライアントの通常の自我を介してコミュニケーションを持ち,何らかの交渉を試みることで種々の症状や問題行動の解消を図る直接的な技法である。誤解を恐れずに言うなら,個人内家族療法のようなものと言うこともできる。心的外傷や解離機制を持つクライエントの心身の症候群や各種の問題に極めて有効であるが,残念なことに我が国ではほとんど普及していない。本ワークショップでは,自我状態療法について概観し,実際にそれを用いて介入した事例を紹介し,さらに実習を通して参加者自身の自我状態へのアクセスを体験していただく予定である。 |
今回は実践的に、面談や治療の場面で催眠療法を如何に利用するのかを学びます。代表的なモデルケースを通して催眠を導入する手順や、催眠技法の選び方、その治療計画などグループワークや実習を通して臨床催眠を身につけて頂けたらと思います。 |
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スケジュール |
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定員 | 54名 | 54名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加費 |
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参加資格 | 医学、歯学、心理学の諸科学を専攻する大学学部を卒業したもの、もしくはその大学院(医学部は5回生)学生。 (学生の場合は学生証の写しを添付) 申し込み方法の詳細は下記の案内をご覧ください。 正会員・学生会員の方 学会員以外の方が学会へ入会して参加する場合 学会員以外の方で、入会なさらずに参加する場合 に分けて説明しております。 |
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備考 | ワークショップおよび研修会は以下の研修ポイント申請予定です。 当学会は精神神経学会および日本心身医学会の専門医資格更新にかかる研修ポイントの対象学会です。 臨床心理士資格更新のポイント申請の予定です。 両日とも日本臨床催眠学会の修了証(初級)を発行致します。 |
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