第13回ケースカンファレンスのお知らせ

日 時

2004年6月5日(土)PM6:30〜PM8:30

演 者

櫻井佐紀子(さくらい健康心理オフィス)

コメンテーター
松木繁(松木心理学研究所)

内 容

「7年前に統合失調症、3年前にうつ病と診断されたクライエントの心理的援助と催眠療法」

概 要
他者との接触や家事、育児が困難で幻聴が認められた主婦のケースであるが、クライエントの精神状態が落ち着くまではカウンセリングでラポールの形成を目指し、それが出来たと判断した時点で幻聴についての現実認識を促した。この際、幻聴を人間の能力という形でリフレームできたことから、クライエントが抑圧していた怒りの感情をうまく表出することが出来、催眠自我強化法やプレイセラピーを行って更なるクライエントの自我状態の強化や柔軟性を養い、その後に退行催眠による亡き父親との出会いの場面を設定した。結果、クライエントは「自分は親から愛されていた」という新たな自己認知を得ることができ、症状の緩和と行動変容が得られた。当日は、催眠の適用についてのディスカッションと、事例で使用した3種類の自我強化法(T.X. Barber, D.C. Hammond, M.S.Torem)の紹介を行う予定である。

場 所

京都キャンパスプラザ 第4会議室

参加費

2,000円(会場でお支払い下さい)

参加は会員のみとなっております。非会員の方の参加は入会していただく必要があります。

申込み、問い合わせ

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郵便 〒670-0927
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